引摂寺
この名前の住人勝五郎土佐女房師走の風が冷たいちょうど今自分であります。
今朝も早くから女房は何妙法蓮華経何妙法蓮華経お題目弟子である勝五郎話から魚を仕入れましてこれをふりふりつまり棒手振りというのを生業としておりました。
この所あきないに行くこともしないで酒浸りであります。
今日でも仕事を休んで二重にもなるお前さんいい加減にしておくれよ俺11年の漢字漢字を全部払えないじゃないかい女房の説得にようやく重い体を起こして歌詞に行きます。
しばらくこの休んでいるうちに体はもう軽いこのままってしまっているわけでありますね。
情けねえな少しばかり休んだくらいでこれじゃだけど女房のやついつも朝から晩までヤリモクっていうのは野となれは本当に耳障りでしょうがないなんて言う子罰当たりなことを言ったりしてね出てくるのはこの日ばかりばかりばかり歌詞に近づいているにもかかわらず一行にこの開けてくる気配がないわけだそこにそこに池上本門寺の鐘の音が聞こえてまいります。
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